宿曜経




「宿曜経」これを聞いても、「何のこっちゃ?」という方がほとんどだと思います。

事実、占術の中ではマニアックな術と言えるかもしれません。

では、広まらないのは占いの方法として良くないからなのでしょうか?

普通はそうかもしれません。



しかし、これは違います。

古くは一部の高僧にしか扱うことを許されなかった程のものであり、

占術としては、とても優れた部類に入ります。

詳しく書くと専門書並みのページ数になってしまいますので、

簡単に説明しようと思います。



・・・ちっと真面目過ぎるかな。

いや、でも、栄えある2つめだし、ここはちゃんと占い師してるんだよーてことを、

示さなければいけないと思ったり思わなかったり。。

さじ加減とは、かくも難しいものですね、実際。



閑話休題。



さて、何はともあれこの「宿曜経」、

正しくは「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」と言います。

実際、私もこれを言うときは舌を噛みそうになるほど面倒な名前です^^;

また、面倒な名前らしく、その理論・方法は難解なものだったりします。



そして、この占術が普及しない理由は、その多くが秘伝になっているのと、

マスターされている方が少なく、解説書がほとんど無いことにもその原因が有ります。

その意味で、この占術は「幻の占術」と呼ばれる事もあります。



それはさておき、この宿曜経、要は東洋占星術というべきものです。

ただ西洋占星術と異なるのは、天宮に配されている星が、偽星という点にあります。

簡単に言うと、365日を28個の星(実際に使うのは27)に分けて(宿星と呼びます)、

それぞれの象意を読み取ることによって占います。



これだけならば、さして珍しいものではありません。

しかし、この占術のキモは、対人間の相互作用(いわゆる相性)を読めることにあります。

通常相性占いと言うのは多いですが、本来占術は本人を観る事にその主眼があり、

他人との相性はほとんど想定していません。



ですから、よくある「誰々との相性は〜」とかは個人の特性を突き合わせた上で、

術者が作り出した判断というのがほとんどです。



反対に、宿曜経では、周りに集まってくる人は因果律との関係性の中にあると観ます。

つまり、周りにいる人は自分にとってどのような役割をもっているのか?

という点を重視します。

だから、相性占いに応用できるのです。


勿論、恋愛占いなどに限りません。

大きな目で見て、「その人との関係性」を観る事が出来ます。

ただ、相性が良くても嫌いな方はいるでしょうし、その逆もまた然りです。

好き嫌いと、宿曜での相性はまた別物です。



少々堅い話になってしまいましたが、この宿曜経はその日の吉凶を占う事も出来ます。

俗に言う「日取り」というものです。

とはいっても、建築・引越し・結婚などの大がかりな事に対応するので、

その分、解釈が大事になってきます。



さて、恒例私の解釈。


宿曜経は応用範囲の広い占いです。

それだけに、「宿」の特徴と周りにいる人達の「宿」で、

その人物が望む関係性が見えてきます。

ゆえに、相性占いという意味では、ベストだと私は考えています。



・・・と、いうより、相談される方の半分以上が、「人間関係」でお悩みなんですよね。

だから、私も自然にこの占いが主力の一つになりました。

明快な答えがすぐ出るという訳ではありませんが、運命の方向性は出ます。



的中率(占った結果がその人に合致する時)は7〜8割程度でしょうか。

当たらなかった時は、瞬間的に「違うな・・」と思ってしまいますので、

その時はご容赦をm(__)m

まあ、これはどの占いに関しても同じなのですが^^;



興味のある方は、是非どうぞ。



















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